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2008-07-23
ゴム:納会後に下げ足を強める?

 東京ゴムは逆ザヤを形成して下げ相場を強いられている。本来、逆ザヤ相場は高値をつけている期近限月が上げ相場をリードし、2番限以降の限月を引き上げるケースが多いのだが、現在は逆ザヤで下げる展開となっている。
 このことは、25日の納会を控えた7月限は受け手が介入しており、渡し物が不足気味の状態であることを映しているが、2番限以降の限月に対しては、タイ・ゴムの生産が本格的に回復、先行きに対する需給見通しは緩和傾向であるとみられ、海外筋や輸入商社などが売りヘッジを入れていることと、7月限のような現受けを前提とした玉が入っていないことなどが原因しているためだ。従って現在の逆ザヤ相場は、7月限納会が済めば解消するとみられよう。
 6月30日に356.9円(東京先限)と1980年来の高値をつけたゴム相場であるが、この高値で『大天井を打った』。
 市場の一部には「高値波乱が続く」との見通しをはやす向きがあるが、自律反発で340円前後へ戻すことはあっても、高値挑戦するような出直り相場は期待できない。むしろ、7月限納会後は、売り人気が強まり、急落するケースが予想される。
 東京先限の325円前後に目先的な値頃抵抗があるが、この水準を割り込めば313.4円(6月2日安値)をも下回り、300円大台割れまで一気に下げる相場が予想される。
 NY原油相場が天井打ち感を強めていることも、ゴム相場にとっては支援材料を失なうことになりそうだ。
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