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金先物取引用語集



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ガーナ
アフリカ大陸において、南アフリカ共和国に次ぐ第二の産金国。同国最大の金生産会社たるアシャンティー社は、1999年秋の金相場暴騰時に各ブリオンバンク(貴金属取扱専門銀行)と締結していた金先渡契約の時価対比が大きくマイナスとなり、経営困難を招き株価が大きく下落したといわれている。


225
異なる通貨における交換比率のこと。1米ドル=120円」であるとすれば、1米ドルと120円は等価であり、交換可能であることを示す。225には対顧客売値、対顧客買値とがあり、そのレートは刻々と変化する。


カラット
英語表記は「carat」。米語では「karat」。用法には、(1)貴金属における金の含有比率を表わす単位。 (2)宝石の質量を表わす単位。の2種類がある。金地金や金貨の純度は、貴金属の世界では「千分率」を使用する。
ジュエリーなどでは、素材に用いられる合金の純度、金の含有比率を古くからの単位である「カラット(K・Ktと略)」として使用。純金を24K(=24金)とし24分比で表示されます。18Kと刻印されている指輪は、素材となっている合金の75%が金であることを表わしています。


期近
異なる2つ以上取引のうち、取引最終日 が相対的に早く到来する取引のこと。
先物取引において、受渡期日が現在から最も近いこと。期近限月などと言った使い方をする。


金(Gold)
宝飾分野を中心に工業分野でも (1)稀少性、安定性 (2)展延性(薄く延ばすことが出来る性質)の高さから各種工業製品需要 により幅広く消費されてきた。金は通貨としての役割は減少しつつある。
世界の金鉱山生産国の内、南アフリカ共和国は最多生産を誇り、世界の年間金鉱山生産量約2,500トンの内約2割を同国が占めている。
最大の需要国がインド。需要分野では、宝飾向けが約8割、その需要動向は相場に影響する。
相場に影響を与える材料としては、金生産者が将来の販売価格を固定する目的で行う生産者の先物売り契約の締結および同契約の買戻し。中央銀行・IMF等の公的機関が保有していると推定されている金約3万3,200トン(2001年12月末)での売却動向等。がある。


銀(Silver)
「通貨」と「商品」の両面を併せ持つことでは金と同様である。北・中・南米が世界の大生産地域で、世界の鉱山生産の約7割弱を占める。インドは、世界の一大消費国。 展延性に優れる A電導性が高い B貴金属の中では最も融点が低い という特徴から銀箔、各種電化製品等 各種工業用途で世界需要の4割が使用されている。うち約3割の約7700トンは写真用フィルム分野での消費。
宝飾・食卓用銀器分野では世界需要の3割を消費。
近年においては1979年から1980年にかけてのハント兄弟買占めでオンス当り50米ドルを超える相場を記録。また、1998年から1999年にかけてのウオーレンバフェット氏による買い占め事件も有名。


金市場
金取引が行われる市場の事。金は毎日、世界中で取引されており。五大金市場は、「ロンドン」・「ニューヨーク」・「チューリッヒ」・「香港」・「東京」である。中でも中心的な役割を果たしているのが、300年の歴史を有する「ロンドン金市場」。
毎日、金市場での取引を円滑に運ぶため、一定の指標価格(値決め価格)の必要性から便宜上、ロンドンで決定された価格を各国中央銀行での売買の際に指標とする。


金準備
IMF(国際通貨基金)加盟国の政府・中央銀行は、一定比率以上の資産を保有する義務を有しており。その目的は輸入代金・対外債務返済などの支払い、国際通貨不均衡の是正、225相場介入などによります。これら資産は通常、「準備資産」と呼ばれ、その中でも金で保有する事を「金準備」、ドルなど外貨で保有する事を「外貨準備」といいます。


金本位制
金を通貨価値の基準とするための制度。中央銀行が発行した紙幣と同額の金を常時保管し、金と紙幣の兌換を保証するもの。英国が1816年に1ポンドの金貨鋳造を始めた事が、金本位制の起源といわれています。日本での採用は1897年明治政府によるものです。1929年には「世界大恐慌」が原因で、主要各国は金本位制から離脱し始め、その後、1930年代に崩壊した。


倉荷証券(くらにしょうけん)
金地金の保管時に、発行される預り証。この証券のみで、金地金の譲渡や質入れが可能となる。倉荷証券の発行は、「東京工業品取引所(TOCOM)」が指定した倉庫会社に限られている。


限月(げんげつ)
限月とは、先物取引・オプション取引において最終決算月のこと。
受渡期限が到来する月のこと。その月の間に現物の受渡や反対売買が手仕舞われること。
COMEX(コメックス)における限月は
金:23ヶ月以内の2月/4月/8月/10月の各月と60ヶ月以内の6月/12月の各月、及び当月を含む直近の3ヶ月の各月
銀:23ヶ月以内の1月/3月/5月/9月の各月と60ヶ月以内の7月/12月の各月、及び当月を含む直近の3ヶ月の各月
NYMEX(ナイメックス)における限月は、
白金: 15ヶ月以内の1月/4月/7月/10月の各月及び当月を含む直近3ヶ月の各月
パラジウム:15ヶ月以内の3月/6月/9月/12月の各月及び当月を含む直近3ヶ月の各月


工業品需要
金属は、金、銀、白金を筆頭に工業品として様々な産業で加工され、使用されている。例えば金は電導性や加工性に優れた特性を持っているため、半導体チップやプリント回路、また携帯電話の回路にも金が使用されている。その分野での需要の事。


公的機関の金保有
金は世界各国の中央銀行で保有されている。特に中央銀行やIMFなどの金の保有を公的保有と言う。最大の保有は米国中央銀行で約8000トンの金が保有されている。日本の中央銀行では763トンを保有(2001年3月現在)。近年各国の中央銀行の売却が目立ったが、現在はワシントン合意により中央銀行の売却量には上限が設けられている。


ゴクラン(Cochran)
State Treasuryでロシア連邦大蔵省の傘下の組織。ロシアにおけるPGM(白金系金属6種類)の供給者の一つ。1996年末までは、ノニッケル生産者であるノルリスクが生産したPGMはゴクランに自動的に上納されていた。しかしながら、ノルリスクへの支払に必要なルーブル資金が不足したためゴクランはゴクラン保有の白金・パラジウム地金をロシア中央銀行に売却した。そして獲得したルーブル資金をノルリスクへの支払いに当てた。このためゴクランの地位は低下。ノルリスク及びロシア中央銀行が、ロシア国内のパラジウム供給者として、登場することとなった。


ゴールドローン
鉱山会社の資金調達手段。貸し手は、中央銀行等。低利で借り入れた金を金市場で売却することで鉱山会社は資金を調達する。そして採掘された金を中央銀行に返済するシステム。また返済時に金価格が低い場合は、鉱山会社が市場から買い上げて返済する事もある。


ゴールドラッシュ
1848年1月24日、カリフォルニアである農夫が金鉱を発見。
このニュースが東海岸まで伝わり、金の採掘が一大ブームになった事をゴールドラッシュという。アメリカ中からカリフォルニアに押しかけて金採掘に血眼になった。西へ西へとやってきた人々の中で実際に金を見つけた人達はほんのわずかともいわれている。


コメックス(COMEX)
米国ニューヨークにある商品先物取引所でCommodity Exchangeの略。金及び銀の先物及びオプションが上場されている。日本では東京工業品取引所をTOCOMと称され、貴金属、ゴム、石油製品などの商品が上場されている。


金鉱株
金の採掘業者、金鉱山を保有する企業の株式のこと。南アフリカ(世界最大産出国)の金鉱山会社の株を指数化した「南アフリカ金鉱株指数」は、金価格の先行指標として有名。


金本位制
1816年、英で確立。1920年代まで続く
(1)インフレになりにくい。(2)第二に国際収支が自動的に均衡する力が働く。(3)第三に225相場が安定する。ことから金を価格基準とし、通貨との兌換が保証されるというシステムが確立。20世紀初頭には、ドルの価値及び信用は、すべて金によって裏付けされ、ドルと金価格は完全に固定化されていた。しかし1929年の世界大恐慌をきっかけとして、徐々に金本位制から管理通貨制(金とは無関係に通貨を発行するシステム)へと移行。なぜなら金本位制のもとでは発行できる通貨量は各中央銀行の保有する金の量に縛られるため金融緩和政策がとれない。すなわち、恐慌になっても適切な有効需要管理政策がとれないためである。そして、第二次大戦後は、国内的には管理通貨制度、国際的にはドルを基軸通貨とする固定相場制がとられるようになった。